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アレックス・ギブニー監督の『私の好きな21世紀映画』(2017年6月付け)|ニューヨーク・タイムズ紙より


アレックス・ギブニー監督の『私の好きな21世紀映画』(2017年6月9日付け)
Alex Gibney's Favorite Films of the 21st-Century|(JUNE 9, 2017)
(アレックス・ギブニーのリスト [ 計、12作品 ] はランク付けのためのナンバリングがなされていません)


【参照】The New York Times(ニューヨーク・タイムズ) 2017年6月9日付け
Six Directors Pick Their Favorite Films of the 21st-Century(6人の映画監督が選んだ「私の好きな21世紀映画」)



シティ・オブ・ゴッド  2002年
英題|City of God
原題|Cidade de Deus
監督|フェルナンド・メイレレス Fernando Meirelles
共同監督|カティア・ルンド Kátia Lund
※「Wow! (オープニングの)ニワトリとナイフ!」




フィクサー  2007年
英題|Michael Clayton
監督|トニー・ギルロイ Tony Gilroy
※「腐敗に対する素晴らしい挑戦。私が好きなのはジョージ・クルーニー演じるクレイトンが彼の顧客を世話をするシーン(その顧客はあまりにも尊大で、それによってクレイトンがどれほどのトラブルに巻き込まれているかが分かります) 2008年の金融危機について理解したいと思うのならこのシーンを見たらいい」




パンズ・ラビリンス  2006年
英題|Pan’s Labyrinth
原題|El laberinto del fauno
監督|ギレルモ・デル・トロ Guillermo del Toro
※「私は拷問や苦痛に関することに対してかなりの多くの時間を割いて考えてきました。この作品はその恐怖やそこからサバイブするために必要な想像力へ深く入り込んでいきます」




ノーカントリー  2007年
英題|No Country for Old Men
監督|ジョエル・コーエン Joel Coen
   イーサン・コーエン Ethan Coen
※「アルカイダもしくはイラク戦争の政治的駆け引きとは直接的には関係していない、究極の ”ポスト9.11(9.11後)映画” です。法の執行官の達観という知恵でしか理解できない、交渉不可能な残忍なテロの暴力に関する映画」




グランド・ブダペスト・ホテル  2014年
英題|The Grand Budapest Hotel
監督|ウェス・アンダーソン Wes Anderson
※「形式の面でも際立っている。とっても楽しい!」




I Am Not Your Negro(英題)  2016年
監督|ラウル・ペック Raoul Peck
※「最高傑作」




革新的なドキュメンタリー作品の三連作 A Triptych of Three Innovative Docs

● 光のノスタルジア  2010年
 英題|Nostalgia for the Light
 原題|Nostalgia de la luz
 監督|パトリシオ・グスマン Patricio Guzman
※「過去における答えを探すことによって現在におけるそれと向き合う。ナレーションが詩になっていると誰もが思うはず」



● 戦場でワルツを  2008年
 英題|Waltz With Bashir
 原題|Vals Im Bashir
 監督|アリ・フォルマン Ari Folman
※「今作は、新ジャンル ― アニメーションによるドキュメンタリー作品 ― を作り上げました。そして、絶えず付きまとい悩まし続ける記憶の話を語っています」



● Iraq in Fragments(英題)  2006年
 監督|ジェームズ・ロングリー James Longley
※「今作はイラク人の日常生活から詩を作り出しています」




グリズリーマン  2005年
英題|Grizzly Man
監督|ヴェルナー・ヘルツォーク Werner Herzog
※「私の編集者たちに聞けば、私が ”ティモシー・トレッドウェルについて話すヴェルナー・ヘルツォークの声を模倣しては失敗する” という性懲りもないことを何度も試みたということが分かるでしょう」( ”私と仕事をしている編集者たちは私が過去に何度もヴェルナー・ヘルツォークの語り口調を真似しようとしているということを知っています” の意味か?)




ハート・オブ・ドッグ ~犬が教えてくれた人生の練習~  2015年
英題|Heart of a Dog
監督|ローリー・アンダーソン Laurie Anderson
※「法則(この世の決まり事)というのは ”(流れに沿って)なすがまま” にして作り上げられる、という映画」




マネー・ショート 華麗なる大逆転  2015年
英題|The Big Short
監督|アダム・マッケイ Adam McKay
※「抽象的な経済概念というものを理解しやすくそして面白くするのは難しいことです。この作品は ”映画的フランク・ザッパもしくはキャプテン・ビーフハート” です ― 望むがままにどこへでもいける自由がある。そして、クリスチャン・ベイルの演技 ― ああっ、すごい(ooh la la)!」



アレックス・ギブニー:コメント|(自己流 訳 / 一部省略)私はベストテン・リストというものが好きではありません。『千と千尋の神隠し』と『イースタン・プロミス』を一体どうやってランク付けしたらよいのでしょう。そして「数々の偉大な作品(great films)」を公開/宣言することも好きではありません。私のリストは、思いもよらない方法で私の心を攪拌した「数々の良い映画(good films)」によって構成されています。多くがドキュメンタリー作品です。21世紀において、現時点では、フィクション作品よりドキュメンタリー作品のほうがさらに深く掘り下げており、形状や形式を変化させています。トロント国際映画祭で『The Gatekeepers(英題)』(2012年)や『物語る私たち』(2012年)を見ましたが、そのとき私は、映画的エリジウム(理想郷/至上の幸福)へ転送されたと思いました。 ― さて、これが、30作品から成る私のロングリストからほぼランダムに選択した、卓越した映画のリストです。



ブレット・ラトナー監督の『私の好きな21世紀映画』(2017年6月付け)|ニューヨーク・タイムズ紙より


ブレット・ラトナー監督の『私の好きな21世紀映画』(2017年6月9日付け)
Brett Ratner's Favorite Films of the 21st-Century|(JUNE 9, 2017)


【参照】The New York Times(ニューヨーク・タイムズ) 2017年6月9日付け
Six Directors Pick Their Favorite Films of the 21st-Century(6人の映画監督が選んだ「私の好きな21世紀映画」)



01. くたばれ!ハリウッド  2002年
   英題|The Kid Stays in the Picture
   監督|ブレット・モーゲン Brett Morgen
      ナネット・バースタイン Nanette Burstein
※「今までに作られたドキュメンタリー映画の中で最も素晴らしい作品のひとつ。この時点では、スチル写真を用いるというブレット・モーゲンとナネット・バースタインの手法は草分け的でした。この映画は私に夢を見させてくれたし、今作は ”或る偉大なる現役のプロデューサーのサバイバル物語” でした」




02. 戦場のピアニスト  2002年
   英題|The Pianist
   監督|ロマン・ポランスキー Roman Polanski
※「今作は ”過去に製作された偉大なホロコースト映画のひとつ” として、今後、歴史の中で伝承されていくでしょう」




03.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い  2009年
   英題|The Hangover
   監督|トッド・フィリップス Todd Phillips
※「(これをリスト入りさせたのは)映画製作者としてのトッド・フィリップスへの私の愛情の反映です。彼はコメディ製作に優れているだけでなく、観客というものを完璧に理解しています」




04. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習  2006年
   英題|Borat
   正規英題|Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan
   監督|ラリー・チャールズ Larry Charles
※「これまでで最高のコメディのひとつ。私が子供時代にユニークなキャラクターを作り上げたエディ・マーフィを見て以来ずっと、こういう感じのものは無かったのです。形式(フォーマット)としても草分け的です」




05. ソーシャル・ネットワーク  2010年
   英題|The Social Network
   監督|デヴィッド・フィンチャー David Fincher
※「すべての段階において(on all levels)、卓越した名人芸/巨匠の技量で作られている映画」




06. 天国の口、終りの楽園。  2001年
   英題|And Your Mother Too
   原題|Y Tu Mamá También
   監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
※「『卒業白書』『初体験/リッジモント・ハイ』『グローイング・アップ/ラスト・バージン』のような私の青春時代を捉えている映画の数々を今作によって思い出しました。学校を卒業した後の人生、性的関心、友情、恋愛、自分の両親、そして年若い男性が向かい合うすべての事柄に関して当時私がどう感じていたかを今作は捉えていました。この映画は新しい世代のためにそれをやってのけています」




07. セクシー・ビースト  2000年
   英題|Sexy Beast
   監督|ジョナサン・グレイザー Jonathan Glazer
※「ギャングスター映画は私の大好きなジャンルです。これは素晴らしい ”現代的ギャングスター映画” のひとつであり、ベン・キングズレーの演じたキャラクターは偉大なる悪役の一人です。ジョナサン・グレイザーの映画製作は出しゃばることがなく適切で的を射ています。彼はスタイル(表現方法)と内容に満ちた映画を作り上げました」




08. 記憶の棘  2004年
   英題|Birth
   監督|ジョナサン・グレイザー Jonathan Glazer
※「これもまたジョナサン・グレイザーによる素晴らしき作品です。卓越しているのは演技や作品のトーンだけでなく、ハリス・サヴィデスの撮影も、です」




09. Roman Polanski: Wanted and Desired(英題)  2008年
   監督|マリナ・ゼノヴィッチ Marina Zenovich
※「マリナ・ゼノヴィッチの作品は ”ドキュメンタリーはこんなにも衝撃に満ちていて影響力がある” ということの素晴らしい実例のひとつです。彼女は、倫理的な意見が出てくることを観客側に託した、とても複雑なストーリーを語っています」




10. キル・ビル Vol.1  2003年
   英題|Kill Bill: Vol. 1
   監督|クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino
※「クエンティン・タランティーノのような映画製作者はいないし、今後も出現しないでしょう」



ブレット・ラトナー:コメント|(自己流 訳)これが「私の個人的に大好きな作品」です。好きな理由は様々。他にも価値のある映画がたくさんありますが、ここでは10本に絞ることにしました。私の大好きなジャンルのひとつであるドキュメンタリーも入れたかったので、そうしました。



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