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2017年『ロックの殿堂』|式典にスティーヴ・ペリーも登場、真心のこもったスピーチを披露

Rolling Stone.com  2017/04/08付け記事
Watch Journey, Steve Perry's Heartfelt Rock Hall of Fame Speeches( ttp://www.rollingstone.com/music/news/read-journey-steve-perrys-heartfelt-rock-hall-of-fame-speeches-w475818 )

※ ローリング・ストーン誌による、スピーチの書き起こし
Steve Perry: Hello, Rock and Roll Hall of Fame! You sure look good to me tonight. I'm going to keep my cheat sheet here because I've got a lot to say. I'm going to start with, when I was living in Los Angeles, I was looking to get a record deal, trying my very best. It was tough to get signed at those times. And I would always go to the Starwood to see Journey perform cause these guys have the most amazing musical ability. I've never seen a band like that in my life. So every time they'd go to the Starwood Club, I had to go watch with amazement. Though their musicianship was absolutely par to none, there was one instrument that was flying about the entire city of Los Angeles. That was the magic fingers of Neal Schon's guitar! Somehow, one of my demo tapes fell into the hands of Herbie Herbert. I would not be here tonight if it was not for Herbie Herbert. Because he did not have to call me. He gets tapes all the time. But there's something about the demo tape, and he called me. And the next thing I knew, because of Herbie, I was writing music with Neal Schon. And the very first song we ever wrote together was "Patiently," you remember that? So, I absolutely must tell you, I must thank Herbie Herbert for believing in me. Thank you.


Aynsley Dunbar, Gregg Rolie, Steve Smith, Neal Schon, Jonathan Cain, Ross Valory. Are you fucking shitting me? Any singer would give his ass for that shit. They played so well. So, I want to thank them for all the music we've written. Thank you, Gregg for letting me live at your house to write the Infinity record. Thank you for letting me live at your house, Neal Schon. Thank you so much, Jon, for all the songs that we all have written together. Steve Smith's amazing drums. Basso profundo, Ross Valory. Alright, guys, I thank you so much for all the music we've written and recorded together. It will be forever in my heart.


I must give a complete shout out to someone who sings his heart out every night, and it's Arnel Pineda. Where are you, Arnel? Where are you?He must be backstage. To Arnel, I love you. Woooo! Hi Arnel! Thank you. I'd like to thank my longtime attorney, Lee Philips. I also would like to thank my old, high school R&B band. It was called The Sullies and it's kind of where it all started for me. I would like to thank them. Thanks to Rob Stringer and the team at Columbia Records.


The Journey road crew. The original Journey road crew. Who busted their ass every night, every day. Load in, load out. Tirelessly. Day after day. Week after week. Year after year. Herbie knows that's true. We would not be here today if it wasn't for them, too. And also, I would like to send my condolences to the families of the members of Jim McCandless, Jackie Villanueva and recently, the great Benny Collins. Lastly, Fan Asylum was Journey's first fan club. Herbie and Tim McQuaid got together and said, "You're going to be our fan club; this is going to be great." That's what happened. Tim McQuaid, Lora Beard and Cyndy Poon made it all happen for us. So the fan club - Fan Asylum, was brilliant. I want to thank them.


Now, speaking of fans [applause], speaking of fans! You're the ones who put us here! You are the Rock and Roll Hall of Fame! You put us here! We would not be here had it not been for you and your tireless love and consistent devotion. You never have stopped. And from my heart, I must tell you, I have been gone a long time, I understand that. But I want you to know, you've never not been in my heart. I want you to know that. And I love each and everyone of you. Thank you so very much!





Steve Perry Acceptance Speech
@ Rock and Roll Hall of Fame 2017 Ceremony 4-7-2017



ジャーニーのマネージャーであったハービー・ハーバート(Herbie Herbert)、ジャーニー在籍時のメンバーたち、現ボーカルのアーネル・ピネタ、高校時代のR&Bバンド、長いこと契約をしているスティーヴ・ペリーの弁護士のリー・フィリップス(Lee Philips)、ソニー・ミュージック・エンターテインメントのCEOであるロブ・ストリンガー(Rob Stringer)、コロンビア・レコードの担当チーム、コンサートツアーのクルーたち、そしてクルー・メンバーの家族たち(すでに亡くなっているクルーの家族へのお悔やみ)、Fan Asylum 、そして最後に、長年支え続けたファンへ感謝の言葉を捧げています。スティーヴ・ペリーはこういう時に必ずファンに向けて感謝のコメントを出してくれる。

この業界に入る経緯を語り [ロサンゼルスでレコード契約をしようと頑張っていたが、なかなかうまくいかなかった。そんな頃、ジャーニーが Starwood Club でパフォーマンスをしているのを何度も見にいっていた。音楽的才能に溢れたメンバーたちで、それまでこんなバンドを見たことがなかった。(当時、ジャーニーのマネージャーだった)ハービー・ハーバートはいつだって沢山のデモテープを持っていたから僕のところへ連絡をする必要なんてなかった。(=ジャーニーのボーカル候補者はたくさんいたから、自分がボーカル候補者になるなんて思ってなかった) どうしたわけか、(ペリーが歌っている)デモテープのひとつを手に入れたハービーがそれを聴き、何か感じたらしく、自分のところへ電話をかけてきた。そしてニール・ショーンとともに楽曲を作ることになった。最初に作った楽曲、それが『ペイシェントリー』(英題|Patiently)] 、「ハービー・ハーバートが見出してくれなければ自分はここにいなかった。僕を信じてくれて、ありがとう」と感謝の言葉を述べています。

当時のツアー・クルーに関して丁寧に触れているのも嬉しい。(全盛期のジャーニーのステージ数は驚くべき数で、アメリカで最も働いている「労働者バンド」と言われたらしい。)「彼らは全力で頑張ってくれた。毎日毎日、昼も夜も。車両に機材を積んで車両を走らせ、着いたらそれをおろし、そしてまた積んで車両を走らせる。辛抱強く。来る日も来る日も。次の週もまたその次の週も。毎年毎年。彼らが居なかったら僕らは今ここに居ない」……ファンが聞いても胸がいっぱいになるコメント。(スティーヴ・ペリーはジャーニーに加入したあともしばらくは機材のセッティングやチューニングなども自分でやり、その後に衣装に着替えてステージに出て歌っていた。売れ出したのは30歳になる直前くらいからだから、下積みが結構長い。)

そしてアーネル・ピネタ! ジャーニーの楽曲を長年歌い続けること / ピネタの今の年齢でジャーニーの曲を歌うことがどれほど大変なことかを実感できるのはスティーヴ・ペリーとアーネル・ピネタでしょう。ジャーニーの楽曲を歌い続けた人だけが知る苦労を分かち合える者同士。たぶん。

こうしてペリーがこの場所へ登場してきたのは長年支持し続けたファンの存在も大きい。そしてなによりも ”時間” がかつてのわだかまりを相当量押し流したのでしょう。ニール・ショーンも今回、スピーチの中で「彼(スティーヴ・ペリー)がいなかったら、(今の)ジャーニーは無かった」を言っているし。(ニール・ショーンはペリーと決別した当時は「ジャーニーはペリーが加入する前からジャーニーとしてやっていたのだし彼がいなくなっても平気だ」って言っていたんだから。) ”時間” って素晴らしい。本当にいいスピーチ。



ジャーニー『ペイシェントリー』(1978年)

Journey - Patiently (Midnight Special 1978)








ハービー・ハーバートが「君が『用があったら電話して(If you need me, call me)』って歌っていたからさ」と冗談めかしながら電話してきた、そのネタ元というべき曲がこれ。

スティーヴ・ペリーはジャーニー加入以前に「Alein Project (エイリアン・プロジェクト)」というバンドに在籍していて、そのバンドでプロデビューする予定でした。(レコード会社との契約書に署名する直前までいっていた) 『If you need me call me』はその「Alein Project」のデモテープ曲のうちの1曲です。『If you need me call me』は、のちにスティーヴ・ペリー名義のアルバム「Greatest Hits + Five Unreleased」(1998年)に収録されました。


If You Need Me Call Me - Steve Perry - Alien Project Demo




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BARKS  2017/04/10付け記事
スティーヴ・ペリー、ジャーニーのメンバーとファンに感謝( ttps://www.barks.jp/news/?id=1000140684 )

ジャーニーは、ジョナサン・ケイン、ニール・ショーン、スティーヴ・スミス、ロス・ヴァロリーに、元メンバーのペリー、エインズレー・ダンバー、グレッグ・ローリーが殿堂入りした。プレゼンターは、トレインのパット・モナハンが務めた。 (中略) ダンバー、ローリー、スミス、ショーン、ケイン、ヴァロリーに向け、「僕らが創った音楽について彼らに感謝したい」と話した。「グレッグ、僕を君の家に住まわせ、『Infinity』レコードを作らせてくれて、ありがとう。ニール・ショーン、家に住まわせてくれてありがとう。ジョン(ジョナサン)、僕らが一緒に作った曲すべてに感謝している。スティーヴ・スミスの素晴らしいドラム、バッソ・プロファンドのロス・ヴァロリー。僕らが一緒に作りレコーディングした音楽に感謝している。これは僕の心に永遠に刻まれた」 (中略) ニール・ショーンはその後、ペリーとの2ショットをTwitterに投稿し、「彼は今夜、歌わなかったけど、理解はできる。すごくエモーショナルな再会だった…僕はとても感動し、とても誇りに思った」とツイートしている。




アルバム『インフィニティ』(英題|Infinity)(1978年)、ジャーニー・ファンやスティーヴ・ペリー・ファンはもっと聴いたらいいのに。スティーヴ・ペリー加入後初のアルバムなのでペリーの超フレッシュなハイトーンボイスが聴けるし、ペリーとグレッグ・ローリーのツイン・ボーカル時代なのでその点でも妙味もあって、いいのになあ。 『ドント・ストップ・ビリーヴィン』や『セパレイト・ウェイズ』や『エニ・ウェイ・ユー・ウォント・イット』や『オープン・アームズ』もそりゃあいいのですけど……”もしかして…まさか…その4曲しか聴いてないんじゃないのか!?” なんていう疑念がふっとよぎったりするわけです。


Journey - Infinity (FULL ALBUM)


『インフィニティ』収録曲
01. ライツ  Lights
02. フィーリング・ザット・ウェイ  Feeling That Way
03. エニィタイム  Anytime
04. ラ・ドゥ・ダ  Lă Do Dā
05. ペイシェントリー  Patiently
06. ホイール・イン・ザ・スカイ  Wheel in the Sky
07. サムシン・トゥ・ハイド  Somethin' to Hide
08. ウィンズ・オブ・マーチ  Winds of March
09. キャン・ドゥ  Can Do
10. オープンド・ザ・ドアー  Opened the Door


他のアルバム、例えば『Raised On Radio』(1986年)や『Trial by Fire』(1996年)もいいなって思うし、せめてスティーヴ・ペリーの歌声がお好きな方だけでも『Escape』『Frontiers』以外のアルバム(彼のソロアルバムも含め)も聴いて欲しいな。


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amass  2017/04/09付け記事
<ロックの殿堂> ジャーニーの受賞スピーチにスティーヴ・ペリーも登場、新旧ヴォーカリスト2人の初対面写真が公開( ttp://amass.jp/87143/ )

スピーチの中でペリーは、今回の殿堂入りには含まれていない現ヴォーカリストのアーネル・ピネダ(Arnel Pineda)を「毎晩心を込めて歌っているアーネル・ピネダに感謝を伝えなければならない」と賞賛しています。 (中略) 式典のバックステージでは、新旧ヴォーカリスト2人、ペリーとピネダが初めて会っており、その写真がピネダのFacebookページなど公開されています。ピネダはペリーに会うのを35年間待っていたと語っています。



アーネル・ピネダ(Arnel Pineda)のFACEBOOK(https://ja-jp.facebook.com/OfficialArnelPineda/)、そしてインスタグラム(http://Instagram.com/arnelpineda2007)にも載っています。

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式典でのパフォーマンス時に(スティーヴ・ペリーではなく)アーネル・ピネダが歌ったのは正解だと思う。ジャーニーのメンバーは「式典ではペリーにもパフォーマンスに参加して欲しい(=歌ってほしい)」と誘ったのに、ペリーはそうしなかった。それはペリーの意思だし、その意思は尊重すべきじゃないのか。

「スティーヴ・ペリーが歌ったほうがよかった」などと言うのはもってのほかではないの?現ボーカルのアーネル・ピネダに失礼過ぎる。ジャーニーのファンはピネタに感謝こそすれ彼を蔑ろにしていい立場にはないんじゃないのかなあ……今もジャーニーがコンサートツアーが出来るほど活動出来ているのはアーネル・ピネタがいるからこそ。ピネタはジャーニーに加入してもう10年経つ。ペリーがジャーニーに在籍しツアーに出ていた実働期間より長い。アーネル・ピネダは『ロックの殿堂』入りの基準に合わなかった(プロとして活動し始めてから25年以上経っていなければ殿堂入り出来ない。)ので今回はメンバーと一緒に殿堂入りしなかったけれど、ピネタはジャーニーの第二の ”中興の祖” なんだから。



2017 Rock & Roll Hall of Fame
Journey Complete Lights


『ライツ』の演奏時はグレッグ・ローリー(キーボード)とエインズレー・ダンバー(ドラム / スティーヴ・スミスと交代して)が参加。『ライツ』は彼らが在籍していた頃の楽曲だから。







Journey - Don't Stop Believing
at Rock and Roll Hall of Fame Inductions 2017








2017 Rock & Roll Hall of Fame
Journey Complete Separate Ways


アーネル・ピネタは今年で50歳。よく頑張っているよなあ。高音を出すのが苦しくなってきている感じ。ジャーニーのメンバー、体調が悪くなったボーカル/高音が出しづらくなったボーカルを放り出すようなことはしないでよ。ジャーニーの第二の ”中興の祖” であるアーネル・ピネタをポイ捨てしないでね。