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「芝山幹郎さんが選ぶ、ベストスポーツ映画10選」|TBSラジオ『アフター6ジャンクション』|2018年4月9日(月)放送

【芝山幹郎(しばやま・みきお)さんが選ぶ、ベストスポーツ映画10選】
 TBSラジオ『アフター6ジャンクション』(ラジオパーソナリティ|RHYMESTER 宇多丸) 2018年4月9日(月)放送
(「”スポーツにあまり詳しくない人” にも親しみやすいように」という趣旨。且つ、芝山さんがお好きな作品)




ミリオンダラー・ベイビー(2004年)
英題|Million Dollar Baby
(陰影の豊かな、とてもディープな映画。大きな帆船が悠然と風を受けて進んでいくような映画)










ロッキー(1976年)
英題|Rocky
(不屈の魂! あれだけ主人公がボコボコに殴られる映画もない)










ヤング・ゼネレーション(1979年)
英題|Breaking Away
(新鮮な疾走感。自分が好きなものに嫌われてしまう / 自分がこの道で生きていこうとしたものに邪険にされてしまう、そのあたりがこの映画にはものすごくよく出ている)










スラップ・ショット(1977年)
英題|Slap Shot
(台詞が汚いが単に不潔にとどまらない。見るものを開放してくれる。地方都市のスモールタウンのいじけた感じ、ださい感じがとてもよく描けている)










カリフォルニア・ドールズ(1981年)
英題|...All the Marbles  別英題|The California Dolls
(都会が出てこない。地方都市特有の寂しさや虚しさ。赤錆(あかさび)が画面から だぁーっと浮き出してくる映画)










クリード チャンプを継ぐ男(2015年)
英題|Creed
(「ロッキー」を継いで、いわゆるスピンオフじゃない形で作り上げた。「ロッキー」リボーン。注目株の監督!)










どついたるねん(1989年)
(走るシーンがとてもいい。大阪の街でロードワークをする場面が映画としての運動感に溢れている。主演の赤井英和がとてもよかった。原田芳雄とか麿赤児などいわゆる怪俳が脇をがっちり固めている。阪本順治監督、長編映画初監督作でよくまあ撮った。)








レイジング・ブル(1980年)
英題|Raging Bull
(最もデモーニッシュ [悪魔的] なボクシング映画。ややこしい迷惑な男ばかりが出てくるが、それがしみじみと身に沁みる、奇妙な奇妙なボクシング映画。自分でも抑えきれずにダメなほうに悪いほうにと、その斜面に入り込んでいってしまう。人間はどうやって滅びていくかという話。)










アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年)
英題|I, Tonya
(毒親映画。ホワイトトラッシュ映画)










ドッジボール(2004年)
英題|Dodgeball: A True Underdog Story
(「股間を狙うスポーツ映画」としてサイコーな、傑作・珍作映画。脇役のベン・スティラーが誇張して演じるが、それがとてもいい。『スラップ・ショット』同様、見るものを開放してくれる映画)










【番外】

ラッシュ/プライドと友情(2013年)
英題|Rush










シコふんじゃった。(1991年)
(愛嬌があって可愛げがある映画。 "エクボのある" 映画。可愛げが押し付けがましくなくポロッポロッと出てくる)










レスラー(2008年)
英題|The Wrestler










がんばれ!ベアーズ(1976年)
英題|The Bad News Bears
(『シコふんじゃった。』同様、愛嬌があって可愛げがある映画)










ノース・ダラス40(1979年)
英題|North Dallas Forty
※ ニック・ノルティ出演作。





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【番組内で言及のあった映画】


ライフ・イズ・ベースボール(2005年)
英題|Game 6
※ マイケル・キートン主演作



サウスポー(2015年)
英題|Southpaw



百円の恋(2014年)



くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-(2009年)
英題|The Damned United



勝利への旅立ち(1986年)
英題|Hoosiers  別英題|Best Shot



フープ・ドリームス(1994年)
英題|Hoop Dreams
※ ドキュメンタリー



ウォーリアー(2011年)
英題|Warrior
※ ニック・ノルティ出演作



ハード・チェック(1994年)
英題|Blue Chips
※ ニック・ノルティ出演作。ウィリアム・フリードキン監督作。



8 Mile(2002年)(読み|エイト マイル)
英題|8 Mile
(或る種のスポーツ映画。ヒップホップ界の『ロッキー』)





[ 日本でDVD化されていない 名作スポーツ映画 ]

ゴングなき戦い(1972年)
英題|Fat City
※ ジョン・ヒューストン監督作。





[ 「日本の野球」映画 ](「意外と少ない」そうです。)

あなた買います(1956年)



野良犬(1949年)
※「野球シーンのある映画」として言及。



川上哲治物語 背番号16(1957年)



ミスター・ベースボール(1992年)





[ スポーツのバカバカしさへフォーカスした映画 ]

俺たちフィギュアスケーター(2007年)
英題|Blades of Glory



俺たちダンクシューター(2008年)
英題|Semi-Pro





[ スポーツのゲーム性に焦点を当てている映画 ]

さよならゲーム(1988年)
英題|Bull Durham



ロンゲスト・ヤード(1974年)
英題|The Longest Yard(1974)
※ ロバート・アルドリッチ監督作



勝利への脱出(1980年)
英題|Victory  別英題|Escape to Victory
※ ジョン・ヒューストン監督作





[ スポーツ実況(日本)が描かれている映画 ]

男ありて(1955年)
※ プロ野球中継の解説者・小西得郎が出演。



一刀斎は背番号6(1959年)※ ソフト化されていない。



鉄腕投手 稲尾物語(1959年)※ ソフト化されていない。
※ 本多猪四郎監督作





[ 自転車映画 ]

ヤング・ゼネレーション(1979年)
英題|Breaking Away



疑惑のチャンピオン(2015年)
英題|The Program(2015)



茄子 アンダルシアの夏(2003年)
※ アニメ



ベルヴィル・ランデブー(2002年)
英題|The Triplets of Belleville
原題|Les triplettes de Belleville
※ アニメ



アメリカン・フライヤーズ(1985年)
英題|American Flyers(1985)
※ ジョン・バダム監督作。




■「日本ではアーカイヴが発達していなくてDVDとかが割と早く絶版になっちゃうんですね。それで紹介出来ないというのがあったりして、ネックになってしまう」(芝山幹郎さん談)


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芝山幹郎さんがお話しされているのを初めて拝聴しました。溢れ出る知見、偉ぶらない御態度、熱意があるのと同時に落ち着きも保持した話しのトーン、素晴らしかったです。TBSクラウド で何度も聞いちゃった。(Fワードをはっきり口にしていらした……あれは大丈夫だったのだろうか) 個々の作品に対する印象は必ずしも芝山さんの御意見と同じだったわけではないですが、面白さを感じるのにそういうことは殆ど関係ないですし、楽しかったです!

映画.com でのコラムも読ませていただきました。その中で(「コラム:芝山幹郎  娯楽映画 ロスト&ファウンド|第10回:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」とジャンル映画の極限」2015年6月9日付け) 体調の不調を語られていました。今はどんなご様子なのでしょうか。ご無理がなければ、またトークをお伺いしたいところです。


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(2018/04/30 追記)

芝山幹郎さんと宇多丸さんの対談が載っている、雑誌 Number 951号を買いました。 Number での対談内容は、基本的に『アフター6ジャンクション』での会話の流れに沿ったもので、そこに『アフ6』内では挙げられていなかった作品名が4つほど追加された、というものでした。ラジオで『アフ6』を聴いていない Number 読者にとっては有益な内容だと思います。

ラジオの収録風景を撮った写真が一枚掲載されていましたが、それがとても良い雰囲気。Number で普段から活躍されているカメラマンさんが撮ったのかなあ。さすがスポーツ雑誌の写真だけあって、最高にいい表情をしているところが切りとられている写真。特に、芝山さんをみつめる古川耕さん(構成作家)の表情が素晴らしいのです。

芝山さんが Number 誌上で扱った映画のリスト(全部で104作品だそうです。)が載っていたらいいなあ……と期待して購入したのですが、残念ながらそれは載っていませんでした。




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